先生休むと代わりがいない 不足、昨年度は800件以上・・・ asahi.com
これは、アサヒドットコムの記事である。
生徒指導などで精神的な疾患で休職したり退職したりする先生が増えているという情報もあるし、
教育現場は、大変なことになっている感じだ。
教員の素養として、どんな人が向いているのか、けっして一言では言い表せないし、またそんな
ものが一様であろうはずも無い。
でも、教職への門は狭い。
特に地方の場合は、ものすごい倍率を抜けなければならないので、なによりも学業成績が優秀で
なければ合格圏内には入れない。たぶん学科試験の合格最低点は、ほぼ満点に近いのでは
ないだろうか?
そのうえで、教員としての資質が問われるとなると・・・本当に限られた人だけということになってしまう。
学業成績が満点に近く、例えばその他の特技があったり、明るく元気で人を引き付ける魅力があるとか
こころが挫けないほどのキャリアや、人間関係作りが人並みはずれた上手さだったり、そしてさらには、
「出来ない子ども」のつまずきを理解できたり、子どもの寂しい心に寄り添える力がある、なんて人が
いたとしたら・・・こんな人は、本当に特別な「エリート」中の「エリート」だろう。
一人で何もかもが出来てしまう人よりも、どこかに図抜けた特徴のある人たちがチームとして教育
に携わることのほうが、よほど効果的だと思うのだ。
しかし現状は、一人で何もかも出来るスーパーマンを求めるあまり、勉強は得意だが、その他の面は・・・
と言う人が結果的に採用されているということになってはいないか?
たぶん、教育現場のいまの困難さは、かつて経験したことが無いものであって、それを解決していける
人材は、今までの観点から採用された人ではない人材たちなのではないかと思っている。
時代や学校が異なると、指導方法も評価の観点さえも異なることがあって、先生も生徒も学校文化も
相性や偶然の出会いのなかから、さまざまなことが生まれているのではないかと思っている。
採用試験に合格できなかった場合でも、公立学校の場合には、非常勤教員として登録されるという
道がある。実際に現場で実績を積む中で、上司や同僚たちに求められて、その後正式採用される
先生も多いようだ。
先生になりたい人は、「どこで」とか「どんな形態で」とかにこだわらず、現場に出ることをお勧めする。
そこには、具体的な「こども」がいて、「先生」がいて、「学校」があるからだ。
自分を表現することができ、学ぶ喜びや成長の実感を共有できる子ども達や先生方がいれば、
あなたは間違いなく「先生」なのだと思う。
その場がたとえ塾であっても、あるいは通信制高校のサポート校であっても、あなたは間違いなく
真正な先生だと思うのだ。
これは、私の極論かもしれないが、もしも「場」や「立場」にこだわりがあって、正式な学校でなければ・・・
と思うのであれば、先生になることは、一刻も早くご辞退いただいたほうがいい。
「場」や「立場」にこだわりをもたない、本物の先生の卵たちの学校デビューを待望します!
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