「おわり」のスタイル

(2011年12月16日 22:01) | | コメント(4) | トラックバック(0)

12月の半ばになって、本格的な冬型の気圧配置。

北風が電線を鳴らしながら吹きすぎている。

どこからともなく外の冷気が忍び込んできているようで足元が冷え冷えしてくる。

夜の町並み

まもなく2011年も終わろうとしているが、ことの終わりについて考えている。

実は愛読していた佐伯泰英氏の「密命シリーズ」が完了した。

密命シリーズ第26巻「晩節」

第一巻の「見参!寒月霞斬り」以降、第26巻「晩節」が

最終巻となったのである。 

「私の執筆スタイルは厳密な構成をなした上で書き始め

るというものではない。

一つの風景に男と女がすれ違ったときの、互いの感情を

ともかく最後まで一気に描写していくスタイルでパソコン

の前に座り、キーボードを叩き始めないと物語りは展開

しないのだ。・・・作者の気の向くままに金杉惣三郎は動

かされ、反対に金杉惣三郎の突飛な考えと行動に作者

が翻弄されながら『密命』は巻数を二十六まで重ねてき

た。・・・云々」

とは作者のあとがきの弁である。たぶんだからこそ、このシリーズは面白かったのだろう。

ゆえになおのこと、主人公 金杉惣三郎の奇行とも言える行動のエンディングが、どんな結末を迎える

のかと、興味深々でもあった。

作者自身がようやくの思いでエンディングをイメージできたとき、ひょっとすると作者は、結果的に書き

急いだのかもしれない。

ないものねだりであることは承知の上で、もう少し主人公を自由に行動させてやったらよかったのに

と思う。

 

作者の作ったシナリオどおりでは、小説の人物もいきいきと魅力的にはなりえないのかもしれない。

ましてや実世界に生きる我々が、誰かの書いたシナリオどおりに生かされているとすれば、

こんなにつまらない人生もない。

今朝考えていた一日の終わりと、この夜の時間が必ずしも同じではないからこそ、生きることは面白い

のかもしれないね!

 

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コメント(4)

こんにちは。
リワーク職人さんに感化されて、
この24,25日に新潟市で行われる
第47回関東高等学校演劇研究大会を観に行ってきます。
山梨の高校は、出演しませんが、楽しみです。(^^ )

あいさんへ
そうですか、それは楽しみですね。きっとたくさんのドラマが見られると思いますよ。

こんばんは、いつも有難うございます。寒くなりました、当地は積もりそうな雪が降っています。ことしは降りそうだ!
生きてることに感謝、そんな気がしました。

meganeさん 京丹後大雪のようですね。寒いこと、暑いこと、風が吹くこと、芽吹き、花が咲き、枝を離れた紅葉が道路を舞うこと。あれもこれも生命の息吹。本当に感謝です。

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