
小学館 中田永一著
NHK全国学校音楽コンクール長崎県大会に出場する、五島列島のある中学校合唱部を舞台に、
空気のように透明な存在である「ひとりぼっちプロ」の桑原サトルや合唱部顧問松山先生の産休の
代用教員。合唱部顧問の代理でもある凛とした黒髪の長い柏木先生、合唱部部長の辻エリ、
エリの片腕ともいえる複雑な家族環境のなかで男性不信になってしまっている仲村ナズナ、
サトルが淡い恋心を寄せる長谷川コトミ、柔道部と合唱部を兼務する三田村リク、ナズナの幼なじみ
向井ケイスケなど個性的な面々の迷いながらも真摯に歩みつづける中学生たちの物語。
登場人物たちの思いに胸を打たれ、彼らと一緒に合唱しているような臨場感あふれる魅力と、
読者をして思わず自身の中学校時代の思い出に浸らせてくれる そんな力を持った小説でした。
今日明日は2011年度の大学入試センター試験。
長崎県大会の本番直前の描写につぎのような記述がある。
・・・頭の中で百回歌えば、百回同じに歌える。けれど実際の舞台ではそうならない。百回中の九十五回は平凡な演奏で、四回くらいノリの悪いダメな演奏があり、そして一回くらいは神がかったような演奏ができる。どうか奇跡の一回がまわってきますようにと祈る。・・・
受験生の皆さん全員にも、この奇跡の一回が回ってきますように!

こんばんは、いつも有難うございます。
>くちびるに歌を
元気の出そうな題名です、私も読んでみたいです、本は色んな感激をくれますね。
meganeさん こんばんは
ちょっと気楽に読めて、読後感もさわやかな本でした。機会があれば、お読みください。