教育を考えるの最近のブログ記事

今朝の地方紙によれば、今春高校受験を迎える中学3年生の進路希望の集計がまとまったとのこと。

一言で言うならば、「進路を考えると専門学科高校!」

就職氷河期といわれる状況の中で、進学したからといって必ずしも就職できるわけではない。

であるならば、職業系の高等学校に進学し、高卒後に地元就職を目指そうという流れである。

公立の工業系高等学校への進学希望者が増加していることは、われわれのような製造業メーカーに

とっては、ありがたいことである。なにより、少子化と製造業離れが進む中で、地元製造業企業の数より

工業系高校卒業生の就職希望者数のほうが圧倒的に少ないのである。

工業系高等学校ガイド
山梨県工業系高校ガイドのWebSite(制作協力【きた甲斐ねっと】)

保護者や中学生向けに工業系高校のPRをするための活動を、山梨県経営者協会が中心となって

行ってきたが、その効果もでているということだろうか。

入学後の生徒の育成についても、企業側の積極的なサポートも必要である。

ちなみに、今年の就職希望者の進路決定についても、地元企業が協力し追加募集を行っている。

 新年度まで三ヶ月。高校三年生も中学三年生も、晴れやかな気持ちで4月を迎えてもらいたい

ものである。

今、高校演劇がおもしろい

(2011年11月 8日 17:56) |

今をさかのぼること40年 当時の高校の演劇部がどんな様子だったのか、残念ながら記憶にない。

かく言う私は山岳部で、木造の古い校舎の階段下の部室に、何人かの仲間と昼休みにも入り浸り

こっそりガソリンのバーナーを使ってインスタントラーメンを作って昼飯にしたりしていた。

 

秋の彩り

 

演劇部は、多分何人かの女生徒達だけで活動をしていたのではないだろうか。

 

もっとも、学園祭になるとクラス企画として、仮装部門やステージ部門があったので、

他のクラスには知られないように、夏休みから脚本を書いたり、自衛隊に衣装を借りる交渉をしたり、

竹やぶから大きな竹を切り出してきて大道具や小道具の用意をしたりしていた。

これは、異様に盛り上がった。

ほとんど男ばかりのクラスではあったが、真剣に真面目に、演劇一色の日々だった。

 

秋の彩り

 

近年は、こと山梨県に関して言えば、高校の演劇部員数が増加しているらしい。

マラソン・筋トレ・発声練習・ダンス等など、まるで体育会系かと思えるような身体的にハードな活動

役を演じることで自分という人間性までも問い詰められ、精神的にもかなりハードな活動のようだ。

しかし演じながら、脚本に描かれているのとは違う人格が勝手に動き出す、演じることでしかわからない

あの体験は、観ている者をさえも魅了してやまない。

 

さて、

11月20日コラニー文化ホール(県民文化ホール)で山梨県高校演劇県大会

が開催される。

今、高校演劇がおもしろい

たまには、そんな熱い高校生達から情熱を分けてもらったらいかがだろうか。

日程詳細は、こちらから 照会させていただきました。


9:30 開会式
9:45 上演1 塩山高校 亀尾佳宏 作「お葬式」(既成)
11:00 上演2 山梨英和高校 やまもとけいぞう 作「世界の終わりの物語」(既成)
12:00 昼休み
12:40 上演3 甲府南高校 甲府南高校演劇部 作「カガクのクニ」(生徒創作)
13:55 上演4 甲府第一高校 柴幸男 作「わが星」 (既成)
15:10 上演5 白根高校  河野豊仁&白根高校演劇部 作
                           「南アルプスの少女、イワケン演劇やろうよ編」 (顧問・生徒創作)
16:25 上演6 山梨高校   越智優 作 鈴木裕司 潤色 「夏芙蓉」 (既成)
17:45 講評
18:30 閉会式

フェスタ杜のきらめき

(2011年10月 9日 17:07) | | コメント(2) | トラックバック(0)

10月8日 北杜市の高校で「フェスタ杜のきらめき」という行事があり、あわせて所要もありましたので

参加してきました。

現在は普通科、総合学科併設の高等学校ですが、以前は普通高校、商業高校、農業高校の3校に

分かれていました。以前の農業高校の収穫祭が、統合されてからも「フェスタ杜のきらめき」という

名称になって残っているのです。

本当にいい天気。

校舎正面いつ見ても、きれいな校舎である。そして、シンボルであるプラタナスの木。

プラタナスの木

治療中でしたが、ずいぶん樹勢も戻ってきています。

そして、ウェカムボードがわりの、ハロウィンカボチャ。

ハロウィンカボチャ

なかなかユニークな顔も見受けられます。ハロウィンカボチャ作りのワークショップも開催しているようです。

カボチャの表情

昨年から、農産物は農場を開放して販売を始めています。

農場では白菜も収穫中

あいにく、白菜は売り切れ。サトイモ1kgとジャガイモ2kgと長ネギを購入。しめて900円なり。

「重たい荷物お運びします」の介添え係の生徒さんが、買ったものはそんなに重くなかったけれど

車まで運んでくれました。

記念撮影のリクエストにも、快く応じてくれて、とても楽しく買い物が出来ました。

介添え係

本当に気持ちのいい高校生達でした。進路選択の最中かも知れませんね。頑張ってください!

2012年度入試を前に、大学のオープンキャンパスが始まっています。

学部や学科の紹介はもちろんのこと、キャンパスツアーや質問コーナーには先生方と肩を並べて

現役の学生達が、高校生や父兄の質問に応じたり、学内を案内してくれます。

また、学生食堂を無料開放していたり、ワンコインランチを銘打って、100円で昼食が食べられるような

企画もあって、盛りだくさんです。

あじさい(by工藤隆造)
(Photo by 工藤隆造)

大学選びのポイントは、

 

  • 自分が学びたい、または将来就きたい職業への窓口になりうるか
  • キャンパスの雰囲気、学生さんたちの様子は自分と相性が合いそうか
  • 経済的に学業を続けることが可能か
  • 受験生の数や1学年あたりの学生数は定員を満たしているか
  • 自分の実力で入学できそうか・・・

4年間(もしくは2年間)しっかり学業が続けられるか、入学後の自分の生活をイメージしたときに

よく学び続けられるかどうか・・・。

「大学は遊ぶところではなく、学ぶところだ」というのが、学部紹介をしてくれた学部長さんの

言葉でしたが、よく学びよい仲間と出会い、しっかり力をつけてもらいたいというのが、親の

願いでもあります。

震災の中で、苦労をしている高校生達も大勢いると思います。

逆境に負けず、頑張ってもらいたいと思います。

9月にはいるとまもなく、AO入試の出願がスタートします。

あじさい(Photo by ふにふに)
(Photo by ふにふに)

収穫のとき

(2011年5月27日 05:14) | | コメント(4) | トラックバック(0)

 3月、白い花をつけていた梅の木々の梢に、小さな甲州小梅の実がなっている。

店頭でも、梅が売り出されているので、収穫の時期には少し遅いのかもしれない。

 まもなく、木の上で熟し、甘い香りを放つようになるのだろう。

 収穫されないまま放置された梅の木が、最近はかなり目立つので、香りもかなり強く感じられる。

青梅

 この時期、普通高校の3年生は、高校総体も終わり、多くの体育系部活動の部員達も引退。

最近は学園祭が6月に実施される高校が増えたため、定期試験が終わると、クラスの

企画にかかわって、最後のパフォーマンスに取り組むようだ。

かつては学園祭が秋実施だったので、我々の世代は、秋まで勉強半分、行事半分の

かかわり方だったような気がする。

それにしても、多くの生徒にとって進路選択が目前に迫ってきている。

 

進学するのか、就職するのか。はたまた、具体的にどの学校を目指すのか?

目標があって幾つかに絞込み、あとは実力と相談しながら・・・そんな選択の仕方が

一般的なのだろうか。

目標が決めきれず、目標校が絞り込めず、戸惑いの中にある人も多いのではないのだろうか?

 

彼らの周りの大人たちが、自分の仕事や体験について多くのことを語ってくれれば、

彼ら高校3年生たちの進路選択についての悩みに、大いな励みになると思うのだけれど。

 

放置された甲州小梅の実同様に、大人たちの経験してきた迷いや喜びの体験は、

自身では気づかない、他人からはなんとも輝いている豊かなものだと思うのだ。

 

5月の茅が岳遠望

 

4月 学校の入学式

色々あっても、ともかく新年度のスタートは、気持ちが新しくされ、身が引き締まるものです。

子どもは在籍していませんが、縁ができた高校の入学式に招かれて参加してきました。

新しい出発の日に

正面玄関前のシンボルツリーであるプラタナスと青い空。

明るい色の校舎に掲げられた「入学おめでとう」の生徒会の垂れ幕。

本当に、フレッシュな気持ちになります。

頑張れ新しい高校生たち!

親の資質・・・?

(2011年2月13日 10:26) | | コメント(6) | トラックバック(0)

教員の資質について、えらそうなことを書いたけれど・・・

直後に色々あって、親の資質のありやなしやで、すっかり落ち込んでしまいました

 

そんなわけで、親の資質についても書いてみたいと思います

狼のなかに生まれたばかりの赤ん坊を置いたとしても、赤ん坊は傷つけられない・・・

そんな話もあります

動物は本能的に赤ん坊を大切にすると言うことだ

その証拠に、猛獣が犬や猫の子を育てていると言う話もよくある

koinu128.jpg

人間にしても、自分の子供でなければ、生まれたばかりの赤ん坊を客観的に「可愛い」と思うだろうか

しわくちゃで手足のバランスがけっしてよい訳ではない「奇怪な生き物」であるにもかかわらず

身近な者たちは皆、魔法にかけられたように「可愛い」と感じるのだから不思議だ

46時中笑いかけ、話しかけ、赤ちゃんが笑えば大喜びをし、手を握りかえせば大騒ぎをする

そんなことの繰り返しの中で、彼らは人間としての感情や意欲をたぶん磨いてゆく

これらはほとんど本能的なかかわりなのだろう

これらが親の資質の一番であれば、全ての人に親の資質はあるのだろう

親の資質が問題になるのは、たぶんこの後のことなのだ・・・

幼児

先生の素質

(2011年1月10日 09:01) | | コメント(6) | トラックバック(0)

先生休むと代わりがいない 不足、昨年度は800件以上・・・ asahi.com 

これは、アサヒドットコムの記事である。

生徒指導などで精神的な疾患で休職したり退職したりする先生が増えているという情報もあるし、

教育現場は、大変なことになっている感じだ。

教員の素養として、どんな人が向いているのか、けっして一言では言い表せないし、またそんな

ものが一様であろうはずも無い。

でも、教職への門は狭い。

特に地方の場合は、ものすごい倍率を抜けなければならないので、なによりも学業成績が優秀で

なければ合格圏内には入れない。たぶん学科試験の合格最低点は、ほぼ満点に近いのでは

ないだろうか?

そのうえで、教員としての資質が問われるとなると・・・本当に限られた人だけということになってしまう。

 

学業成績が満点に近く、例えばその他の特技があったり、明るく元気で人を引き付ける魅力があるとか

こころが挫けないほどのキャリアや、人間関係作りが人並みはずれた上手さだったり、そしてさらには、

「出来ない子ども」のつまずきを理解できたり、子どもの寂しい心に寄り添える力がある、なんて人が

いたとしたら・・・こんな人は、本当に特別な「エリート」中の「エリート」だろう。

一人で何もかもが出来てしまう人よりも、どこかに図抜けた特徴のある人たちがチームとして教育

に携わることのほうが、よほど効果的だと思うのだ。

しかし現状は、一人で何もかも出来るスーパーマンを求めるあまり、勉強は得意だが、その他の面は・・・

と言う人が結果的に採用されているということになってはいないか?

 

たぶん、教育現場のいまの困難さは、かつて経験したことが無いものであって、それを解決していける

人材は、今までの観点から採用された人ではない人材たちなのではないかと思っている。

 

時代や学校が異なると、指導方法も評価の観点さえも異なることがあって、先生も生徒も学校文化も

相性や偶然の出会いのなかから、さまざまなことが生まれているのではないかと思っている。

 

採用試験に合格できなかった場合でも、公立学校の場合には、非常勤教員として登録されるという

道がある。実際に現場で実績を積む中で、上司や同僚たちに求められて、その後正式採用される

先生も多いようだ。

先生になりたい人は、「どこで」とか「どんな形態で」とかにこだわらず、現場に出ることをお勧めする。

そこには、具体的な「こども」がいて、「先生」がいて、「学校」があるからだ。

自分を表現することができ、学ぶ喜びや成長の実感を共有できる子ども達や先生方がいれば、

あなたは間違いなく「先生」なのだと思う。

その場がたとえ塾であっても、あるいは通信制高校のサポート校であっても、あなたは間違いなく

真正な先生だと思うのだ。

これは、私の極論かもしれないが、もしも「場」や「立場」にこだわりがあって、正式な学校でなければ・・・

と思うのであれば、先生になることは、一刻も早くご辞退いただいたほうがいい。

 

「場」や「立場」にこだわりをもたない、本物の先生の卵たちの学校デビューを待望します!

 

青空に枝を広げ春を待つ

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